クリーンビューティー【アトピー編】

クリーンビューティー【アトピー編】

アトピーケアの新常識
まずは「お肌のバリア」を守り抜く❗

【参考論文】
酸性セラミダーゼの過剰活性はセラミドの損失を促進し、アトピー性乾燥肌やTh2偏向免疫分極を引き起こす。

千葉大学が合成界面活性剤でラメラの乱れを発見❗

これまでアトピーは「免疫やアレルギーの異常」が先だと思われがちでした。しかし最新の研究で、「何かの原因で肌のバリア機能が壊れる ➔ その結果、アレルギーや免疫異常が起きる」という順番であることが分かってきました。

つまり、私たちの肌の表面(たった0.02mmの角質層)にある「ラメラ構造と角質」という超精密なバリアを守り抜くことこそが、最高のアトピーケアになります。肌表面は死んだ細胞の層なので、バリアさえ整っていれば外の刺激に過剰反応することは中々ありません。

以前のアレルギーから、バリア機能に変わると言う事は、根本的なケアの考えが変わるという事で、薬よりケアの方がアトピーには大切なこととなります✨もともと弱い肌を整えるのは、薬ではなく毎日の生活習慣と、毎日の肌ケアです✨

世界のクリーンビューティーでも常識となりつつある、バリア機能を守るための「避けるべき4つの成分」と、肌の状態に合わせた「時期別ケア」を見ていきましょう✨

⚠️ バリアを壊してしまう「4つのNG成分」

せっかくのスキンケアが、バリアを溶かしたり壊したりしていては逆効果です。以下の成分はなるべく避けるのが新常識です。

1️⃣合成界面活性剤(水と油を無理やり混ぜる成分)
なぜNG?: 強い力で洗浄・浸透させるため、水と油がミルフィーユのように綺麗に並んだ「ラメラ構造」をバラバラに乱してしまいます。

2️⃣エタノール(アルコール成分)
なぜNG?: 除菌ができるほど強力です。肌の細胞壁や、セラミドの元となる成分まで壊してしまうため、バリアの土台が崩れてしまいます。

3️⃣pH調整剤(アルカリ性に傾くもの)
なぜNG?: 健康な肌のバリア(ラメラ)は「弱酸性」の状態で安定しています。無理にpHを操作してアルカリに偏ると、この構造が脆く崩れてしまいます。

4️⃣ベトベトする保湿剤(水を吸着する成分)
なぜNG?: 一見潤っているように見えますが、実は「肌の中の水分」まで吸い上げてしまう性質があるため、結果的にラメラをカラカラに乾燥させてしまいます。

 

 

【時期別】バリア機能の変化に合わせたスキンケア

アトピー肌のケアは、その時の「バリアの壊れ具合」に合わせて引き算のケアをすることが大切です✨

🚨 お肌のSOSサイン!悪化時期のレスキューケア

(赤み・強い炎症・ひどく乾燥している時)

今のあなたのお肌は、外からの刺激から守ってくれる「バリア(ラメラ構造/

角質)」が完全に崩れてしまっている状態です。例えるなら、お肌で「大火事」が起きているようなもの。少しのホコリや菌でも簡単に入り込んでしまう、とてもデリケートな時期です。

この時期に一番大切なのは、あれこれ与えるのではなく「徹底的な引き算と保護」です。

🌿 レスキューケア 4つのポイント

1️⃣「洗う」はお休みして、極力シンプルに
洗顔フォームやボディソープ(合成界面活性剤)はお休みしましょう。ぬるま湯で、お顔をこすらず「そっとすすぐだけ」で十分です。洗剤を使うなら純石鹸が一番良く、その理由が油を捕まえると効果がなくなり残留も少なく、アミノ酸系よりアトピー肌には優しいこととなります。皆様が思っていることの逆ですね。

2️⃣ 刺激になるものは「絶対に入れない」
エタノール(アルコール)やpH調整剤(アルカリ)など、普段は気にならない成分でも、今の過敏なお肌には大きな負担になります。少しでも刺激になるものは完全にシャットアウトしてください。石鹸でアルカリ性、プラスPh調整剤アルカリ性は同じなので避ける。コレが引き算のケアです。アルカリ性はバリア機能を落とし、悪い菌の増殖を助ける。だから極力少なく。でも洗浄をするのは必要だから、極力少なく。

3️⃣ ベタベタ保湿より「そっと守る」
 水を吸収する保湿剤(コラーゲン・ヒアルロン酸など)は、逆に保湿剤が外気で乾燥すると、肌の水分を奪います。水を蓄える保湿剤ではなく、OIL系の保湿剤を使うのが、適切です。

✅おすすめ:ワセリンやスクワランオイルのみ
バリア機能を守るケアで、保護の強いものを選ぶ。悪化時期は美容効果では無く外との遮断です。

4️⃣ 市販のスキンケアは「一旦ストップ❗」
どんなに「お肌に優しい」と書かれている市販の化粧品でも、品質を保つための成分(防腐剤や安定剤など)が必ず入っています。健康な時なら問題なくても、傷ついたお肌には刺激になってしまいます。今はグッと我慢して、スキンケアはお休みしましょう。

👩⚕️ どうしてもお伝えしたい大切なこと
今は「スキンケアで綺麗にする」のではなく、「お医者様のお薬で、まずは火事(炎症)を鎮めること」が最優先です。

「ステロイドなどのお薬はちょっと怖い…」とためらってしまう気持ち、よく分かります。でも、お肌のダメージをそのまま放置する方が、実はもっとリスクが高いのです。 炎症を放っておくと、お肌で悪い菌が増殖し、ジュクジュクした汁(浸出液)が出て、さらに別の感染症を引き起こしてしまうこともあります。ステロイド以外でも今は薬があるので、悪化時期は落ち着かせることが一番大切です。

まずは自己流のケアをお休みして、お医者様の指示のもと、お薬でしっかり炎症を抑えましょう。二次被害を防いでバリア機能を回復させることが、健やかなお肌を取り戻す一番の近道ですよ✨

※但し、ステロイドを使いすぎると、角質が薄くなってきます。結果、アトピーにはあまり良くないので、薬は何を目的に使用するかなどの知識は、必ず持っておきましょう。
例)ステロイドは、免疫を下げて炎症を抑える薬・JAK阻害薬「デルゴシチニブ(コレクチム)」や「ウパダシチニブ(リンヴォック)」は、痒さの元を抑える薬・デュピクセントは、抗体を制御し根本的なアトピーの症状を抑える(痒み・角質正常化)コレぐらいが種類なので、覚えておくと良いです。

入浴時のケア🛀🏻

🍋ビタミンC(アスコルビル酸)
湯船200Lに、1g~2gで十分、塩素が除去できます。
※入れ過ぎ注意、酸性が強くなると逆に肌に刺激になる。
Amazonで、1kg(1,000円ほど)

⛰️塩化マグネシウム
角質の水分を保ちバリア機能を守り、抗炎症効果がある。
(Amazonで、原料10kg3000円ほど)
https://amzn.asia/d/05NCvLp9
入浴剤には、この2つを利用しビタミンCを入れ過ぎないことに注意して、マグネシウムで角質をケアする✨

 

🌿 赤みやカサカサが落ち着いてきた「安定期(中)」のスキンケア

【今のお肌の状態】
お肌のバリア機能が少しずつ育ってきています。でも、まだ「薄いガラス」のようにとってもデリケートで割れやすい状態です。

【ケアのポイント】
角質層のバリア(ラメラ構造)を、赤ちゃんを育てるように優しく「育てる」サポートをしてあげましょう✨

1️⃣ バリアを壊さない「引き算」の洗顔

無理にゴシゴシ洗い流す必要はありません。実は、湯船にゆっくり浸かるだけでも汚れは十分に落ちるんです🛁

ただ、お肌の上の雑菌が増えるのは防ぎたいので、純石鹸をふんわり優しく使ったり、泡立たない「重曹水」でのマイルドな洗顔を取り入れるなど、ご自身のお肌がホッとできる方法を見つけてみてくださいね。お肌のバリアを溶かしてしまう「合成界面活性剤」が入った洗顔料は、この時期もできるだけ避けるのが安心です。

2️⃣ 水分と油分のミルフィーユ作り(セラミドの罠に注意❗)

「乾燥肌やアトピーにはセラミドを補わなきゃ!」と思われがちですが、実はここが大きな落とし穴なんです❌

セラミドは水と混ざりにくい性質があるため、市販の化粧品には水と混ぜ合わせるために「合成界面活性剤」がたっぷり使われていることがほとんど。さらに、セラミドは水分を抱え込む力が少し強すぎるため、かえって肌の奥へのスムーズな浸透を邪魔してしまうこともあります。

そのため、このデリケートな時期は市販のアイテムに頼りすぎず、シンプルにピュアなオイルやワセリンで優しくフタをしてあげるのが大正解です🙆♀️

3️⃣ 油断大敵!リバウンドを防ぐお約束

「お肌の調子が良くなってきた❗」と嬉しくなって、合成界面活性剤やエタノールがたっぷり入った元の化粧品に急に戻してしまうと……せっかく育ち始めた薄いガラスのバリアがパリンと割れて、また辛い時期に逆戻りしてしまいます😢

ダイエットのリバウンドと同じで、焦りは禁物です。「クリーンで優しい成分」をコツコツ続けることが、再発を防いで強いお肌を作る一番の近道ですよ✨

 

🌿 少しカサつくかな❓くらいの「安定期」のスキンケア術 🌿
〜 赤みや痒みが落ち着いてきたら、ここからが本番! 〜

✨ 今のお肌はどんな状態❓
 辛かった肌荒れの時期を抜け、角質が育って赤みや痒みが落ち着いてきたサインです💖 ここからは、この「良い状態」をしっかりキープしていくステップに入ります!

ただ、季節の変わり目や体調の変化で、まだまだ揺らぎやすいデリケートな時期。だからこそ、「お肌の安定」を一番に考えたスキンケアが大切になります。

ポイントは、余分なものを入れない「クリーンビューティー」な引き算のケア🌿
「お化粧品の成分(原材料)が少ない=お肌への負担や刺激が少ない」ということ。デリケートなお肌には、なるべくシンプルなアイテムを選んであげてくださいね。

🧴 手作りコスメってどうなの?❓
「市販のものが合わないなら、自分で作れば完全な無添加になる❗」……そう思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、実は少し注意が必要なんです⚠️

⚠️長持ちしません😢
 防腐剤が入っていなければ、常温で3日、冷蔵庫に入れても7日程度が限界です。

⚠️お肌の菌バランスに注意🦠
お肌には「常在菌」というバリアを守る大切な菌がいます。手作りは雑菌が繁殖しやすいため、傷んだ化粧水を使うとお肌にとって大きな負担になってしまいます💦

⚠️作るのが意外と難しい🧪
「お水+グリセリン」を混ぜるだけなら簡単ですが、お肌に優しい成分(レシチンなど)をしっかり溶かし込もうとすると、お湯や耐熱容器の準備が必要になり、さらに無菌状態で安全に作るのはとっても難しいんです。

🛍️ 市販のアイテムを選ぶときのポイント
市販のものを選ぶときも、基本は引き算の「クリーンビューティー」✨ ピュアなオイルワセリンでのシンプルな保湿が、この時期のお肌には一番安心です。

お肌のバリア機能をしっかり守るために、以下の成分が入っていないものが理想的です💡

合成界面活性剤
エタノール(アルコール)
増粘剤
pH調整剤
❌防腐剤

……でも実は、これらを「すべて」クリアしているお化粧品って、世の中にほとんどありません🥺 防腐剤まで無添加となると、商品として販売できないので商品としてあまり無く、防腐剤だけの物でも、市販としてはほぼ無いぐらいの処方です。
ぜひ一度、お使いのスキンケアの裏面(全成分表示)をチェックしてみてくださいね🔎✨実は、原材料を少なくする方がとても難しい技術なんです❗

よく間違える無添加は、日本の基準では指定薬品がなければ「無添加」と言えるだけで、本来の無添加の基準が世界と違う。世界で日本の基準の無添加を「無添加」だと言うと、頭がおかしいと思われる🤣化粧品自体が添加物の塊なので、無添加の言葉自体がおかしく、海外では合成界面活性剤フリーなどとなります。

✨ まとめ ✨
スキンケアの第一歩は、「お肌のバリアを壊してしまうものを、毎日のケアから引き算すること」

お肌の奥にあるナノレベルの精密な構造(ラメラ構造)を優しく守りながら、クリーンで心地よいケアをこれからも続けていきましょう🕊️

ブログに戻る

コメントを残す